「ここはお前らの遊び場じゃねえぞ」—2010年からの5年間を振り返る(2)

2015.08.20

今となってはバーやカフェを併設したゲストハウスは珍しくないけれど、僕たちがゲストハウスtoco.を開業した2010年そういった形態のゲストハウスはかなり少なかった。

僕と本間君が当時国内の安宿を回った末に出した結論の一つにも「外向けの飲食スペースはつくらない」がある。

 

理由は幾つかあるけれど、「カフェやバーにするスペースがあるならベッドを置いて収容人数を増やした方が収益が安定するから」というのが大きい。これは色んな宿を訪れる中で他のホステルのマネージャーさんからもらったアドバイスでもあり、特に供給の少なかった当時の東京では正鵠を射た話だった。初めての事業で失敗が出来ない僕らはより安全な道を選ぼうと思った、というわけである。

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25歳からの創業、30歳からのもう5年。—2010年から5年間を振り返る(3)

2015.08.15

11月も終わりですが、今月の初めに30歳になりました。代表の本間も、一緒に会社を作った他の二人も、みんな30歳。

 

誕生日を迎えてみて「30歳になってみて、どう?」と何度も聞かれることに驚いている。他の29年分の誕生日より異様に多い。

よーし、30歳になってみてどうなんだ自分、となるべく真摯に答えようと考えてみても「うーん、どうなんですかね」ぐらいの返事しかできなくて申し訳ない気持ちになる。きっと今までに30歳の誕生日を迎えて来た人はみんなこの洗礼を受けてるんだろうな。なので29歳のみなさんは今のうちに気の利いた返答を考えておくときっと当日役に立ちます。

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ゲストハウスと、ユースホステルと、どっちがいいですか?—2010年から5年間を振り返る(1)

2015.06.27

数日前、少しずつ書き進めている僕たちの創業記録の20話目を書き上げた。

第20話の舞台は2010年の4月。今から5年と少し前で、僕と本間君(社長)が日本の様々な安宿を見て回り、いよいよ東京で物件探しを始めようという頃合いだ。

 

それからなんと二週間ほどで今のtoco.の物件が見つかってしまい、かつて末広町に存在していた幻の居酒屋「間がり」の店主から「お前らはあの物件を見つけただけで一等宝くじ分の運を使い果たしたからあとはひたすら地味で苦しい生活を送った方がいい」とまで言われるほどだったがその辺りはまた次の更新で触れるとして、20話を書きながら国内の宿を回っていた頃の出来事を思い出したので今回はその話を。

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厳しくなることと予定的な妥協

2015.01.13

僕たちの場合は宿でということになるわけだけれど、しばらく店を続けていると仕様変更というものが出てきます。

なにも営業時間や人の体制など大きいものに限った話ではなく、例えばちょっとした言葉遣いだったりメニューに追加された一文だったり、そういう微細な変更もあります。

 

そしてそういった数々の変更の中で、「厳しくなること」は結構多いような気がしています。

 

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だから、自分の仕事を探し出そうと思っている。

2014.08.24

誰にも寄りかからず、寄りかかられず仕事をする。

 

会社の意志とは少し違いそうだし、それが本当にいいかは分からない。けれど、僕が推奨出来るとしたらそのやり方しかない。

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