ROASTERY
美味しいアイスコーヒーの淹れ方
2022/08/19
こんにちは、BERTH COFFEEロースターの佐久間です。
今年の夏もピークになってきた頃でしょうか。梅雨が早く終わり、なんだか今年の夏は長く感じますね。まだまだ暑い日が続き、お家で美味しいアイスコーヒーが飲みたい!そんな方も多いのではないでしょうか。
ハンドドリップコーヒーのレシピはインターネットで検索にすると無数に出てきます。「選択肢がありすぎて、正解が分からない…!結局どうやって淹れるのが一番美味しいの?」という場合は、コーヒー豆を買ったお店の薦めるレシピで淹れるのが一番良いです。
今回は、実際にBERTH COFFEE のロースタリーで使用している豆とアイスコーヒーのレシピについて紹介します。
この夏おすすめの豆は“ケニア キレンバ”です。(こちらから購入する事ができます)
アイスコーヒーにすることによって、レモネードのような柑橘系の甘さと爽やかさがより際立って感じられます。
用意するもの
・円錐型のドリッパー(V60やFLOWER DRIPPER)
・スケール
・ケトル
・サーバー(なければ耐熱グラスで可)
レシピ
コーヒーの粉16g(中細挽き)
湯温92℃
⚫︎蒸らし35ml
⚫︎1投目75ml
⚫︎2投目100ml
⚫︎3投目125ml
最後にサーバーに氷を入れる
それでは工程をひとつひとつ説明していきます。
蒸らし
16gの粉に対して35mlのお湯を注ぎます
(粉に対して2倍のお湯を注ぐのが一般的な蒸らしの量です)
1投目 0:30
注ぐお湯を細めに意識して75mlまで注ぐ
2投目 1:00
100mlまで注ぐ
3投目 1:25
125mlまで注ぎ、落ち切った後にサーバーに氷を入れる
(大きめの氷3個か、家庭用製氷機の小さい氷なら5、6個ほど)
・もしも後味が苦く、濃く感じたら粉の挽き目を一目盛りずつ粗くしていく
・もしも薄すぎたり、さっぱりとしすぎて物足りなさを感じたら粉の挽き目を細かくしていく
自分の好みの味わいにより近づくように、少しずつレシピを変えていくのがハンドドリップの楽しさでもあります。
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したのはBERTH COFFEEの実際にお店で淹れているレシピです。
クリアな味わいと、軽やかなフレーバーのアイスコーヒーをイメージしてレシピを作りました。氷を後入れすることにより、アロマがより引き立ち、まろやかな印象が生まれます。
あくまでお店のレシピなので、絶対ではなく、参考程度にしてみてください。
レシピを自由に作って、さまざまな味わいを表現できるのが、コーヒーの楽しさであり、醍醐味だと思っています。
もし分からない事があれば店舗スタッフに直接聞いたり、SNSのDMなどで気軽にお問い合わせください。
美味しいコーヒーでこの暑い夏を乗り切りましょう。
ではまた。