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ROASTERY

美味しいホットコーヒーの淹れ方

2022/10/05

こんにちは、BERTH COFFEEロースターの佐久間です。

秋が顔を見せ始め、日によっては肌寒く感じられる今日この頃。
冷たいコーヒーよりも温かいコーヒーが飲みたい!……段々とそんな季節になってきました。

今回は、実際にBERTH COFFEE ROASTERY Haruで使用している豆とホットコーヒーのレシピについて紹介します。

 

ロースターの今のおすすめの豆は“エチオピア ゲデブ ウリ”
ストロベリーのような濃厚な果実味、ふくよかなボディとチョコレートのような後味の甘さを楽しめるコーヒーです。

Ethiopia Gedeb Wuri

用意するもの
・円錐型のドリッパー(V60やFLOWER DRIPPER)

・スケール
・ケトル
・サーバー(なければ耐熱グラスで可)

レシピ
コーヒーの粉14g(中細挽き)
湯温92℃
⚫︎蒸らし40ml
⚫︎1投目120ml
⚫︎2投目160ml
⚫︎3投目230ml

(200mlまでは攪拌をし、200ml以降真ん中一点に注ぐ)

それでは工程をひとつひとつ説明していきます。

蒸らし
14gの粉に対して40mlのお湯を注ぎます

1投目 0:30
注ぐお湯を細めに意識して120mlまで注ぐ

2投目 1:00
160mlまで注ぐ

3投目 1:25
230mlまで注ぐ(200mlまで普通に攪拌をして、200ml以降真ん中一点に230mlまで注ぐ)

 

最後の30mlを一点に注ぐことによって、後味のクリーンカップな印象を際立たせます。

もしも自分の好みの味わいではなかった場合は、

・後味が苦く、濃く感じたら粉の挽き目を一目盛りずつ粗くしていく
・薄すぎたり、さっぱりとしすぎて物足りなさを感じたら粉の挽き目を細かくしていく

上記がドリップレシピの簡単な調整方法です。

温かいときにたつ香り(アロマ)と、温度変化による味わいの変化がホットコーヒーの特徴です。
エチオピア ウリの場合、温かいうちはストロベリーのような軽やかさメインに感じられ、冷めてくるにつれミルクチョコレートのようなまろやかさが徐々に顔を出します。

ぜひ自分の好みに合わせてレシピを調整してみてください。
そして同じレシピであっても淹れる人によって味わいが細かく違うのもハンドドリップの楽しさです。
ハンドドリップはまるで淹れる人の人柄が映し出されるような、とても不思議な抽出方法です。

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したのはBERTH COFFEEの実際にお店で淹れているレシピです。

あくまでお店のレシピなので、参考程度にしてみてください。
レシピを自由に作って、さまざまな味わいを表現できるのが、コーヒーの楽しさであり、醍醐味だと思っています。

もし分からない事があれば店舗スタッフに直接聞いたり、SNSのDMなどで気軽にお問い合わせください。

ではまた。