COLOMBIA “Alexander Hernández” Geisha コロンビア　アレクサンダー・エルナンデス　ゲイシャ

今回紹介するアレクサンダー・エルナンデス ゲイシャは、コロンビアのウィラ地域中心部ピタリトに位置するラ・エスメラルダ農園のゲイシャ種。

BERTH COFFEEではゲイシャ種のリリースは初。

 

ゲイシャ種は、もともとエチオピアのゲシャという地域に自生していたことからゲシャ種と呼ばれていましたが、やがてゲイシャ種として知られるようになりました。 ゲイシャ種は病気に弱く、栽培の難しいコーヒーです。さらに収穫量が少ないこともあり、世界中で高値で取引がされています。

液体を口に含むと、ジャスミンのような華やかで上品なアロマがふわっと口に広がります。 味わいはコロンビアらしいオレンジやマスカットのような爽やかなフルーティさを感じます。はちみつのような余韻の長い甘みが特長的で、繊細で複雑なフレーバーを楽しめます。初めて口にした方は、普段飲んでいるコーヒーとの違いに驚くことでしょう。 飲み終えた後にもずっと続く華やかな余韻は、ゲイシャのコーヒーならではの魅力です。

私たちはこの豆を、クリーンで飲みやすい味わいになるよう浅煎りで焙煎しました。

このコーヒーは「マイクロロット」という少量生産のコーヒー豆です。 従来の大規模な精製ではなく、小さい設備で丁寧に精製し、コーヒー豆を少量だけ生産することで、繊細で個性的な味わいをカップに残すことができます。 生産者にとってもマイクロロットの付加価値により収入増のメリットがあり、世界のスペシャルティ産地ではマイクロロットの流通量が増えています。

ここで少しコロンビアの土壌の話を。 生産地であるピタリトは、コロンビアを南北に走る3つの山脈が合流する地点で、コーヒーの名産地として知られています。付近にはマグダレーナ川の水源があり、農園周辺に微細な気候をもたらすことで、この地域特有の繊細で複雑な味わいを生み出しています。

この恵まれた環境に加え、アレクサンダー・エルナンデスさんはパートナーのジョアナさんと共に、カラベラ社の農業指導（PECA）を熱心に受けることで、高品質コーヒー生産を実現できるようになりました。 具体的には、完熟実の収穫、パルピング、適正な発酵時間、屋根付き乾燥場などの指導を受け、丁寧に改善していきました。

ゲイシャ種は栽培が難しい上に、他の品種と比べると収穫量も少ないため希少価値が上がり、他の豆と比べてお値段が高めです。毎日気軽に飲めるものではないかもしれませんが、特別な時間や大切な相手と飲むのにぴったりのコーヒーとも言えるでしょう。

 

現在BERTH COFFEE各店舗、そしてオンラインサイトで販売もしています。

オンラインサイトでは50g単位でご購入いただけるので、少量からでもご購入いただけます。

https://berthcoffee.stores.jp/items/63ccb8549fae7120ca4f2cf4

ぜひこの綺麗で上品なコーヒーの味わいを多くの方に知っていただきたいです。

 

原産国 : Colombia

地域 : ピタリト ウィラ

農園 : ラ・エスメラルダ農園

品種 : Geisha

標高 : 1,7000m

精製：Washed(醗酵層での伝統的醗酵処理（24時間）、パラボリックでの天日乾燥)

エクスポーター：カラベラ社

インポーター：カフェプントコム